|
治療と手術
<肝生検>
「肝芽腫」と言う病名をはっきりさせるための手術。
5cmほど開腹し、直接肝臓にある腫瘍細胞を取り出し、病理で調べた。
<抗癌剤治療>
腫瘍細胞の切除に向けて、切除可能な大きさまで小さくするための治療。
丸5日間、抗癌剤を投与した。その後約1週間かけて、赤血球・白血球・血小板が減少した。次の1週間で最低ラインまで下がり、その後の1週間で増加傾向を示し始める。そこで治療が一区切りする。
1回の治療に約1ヶ月かかった。
この治療を生体肝移植手術前に3回、移植後に2回行われた。
主な副作用は、赤血球・白血球・血小板の減少、脱毛、吐き気、食欲不振などがあった。
<生体肝移植手術>
抗癌剤治療により腫瘍細胞の大きさは小さくなったが、病巣が肝臓の真ん中にあったために、肝臓自体を取り除く手術となった。
母親の私から、肝臓の一部をルナにあげ、移植する手術。
手術時間は、私で約8時間、ルナで約13時間という大きな手術だった。
私は約10日で退院できたが、肝臓の大きさ・機能が十分戻るまで自宅療養が必要だったため、その間の付き添いは父親である主人が担当した。
術後丸3週間後に付き添いを再開した。
術前より疲れやすくなり、体力も落ちたように感じた。
<腹腔穿刺術>
お腹にたまった腹水を抜く手術。
大人なら、部分麻酔で処置室で行なわれる程度の手術。
<肝静脈・門脈に対する血管拡張術>
移植後中々無くならない腹水を無くすために行なわれた手術。
風船カテーテルを狭窄している肝静脈・門脈に入れ、膨らませて広げる手術。
<ステロイド投与>
腹水中の白血球数が正常値の10倍近く高かったため、アレルギー反応による上昇の可能性があるとして行なわれた治療。
*ここに書かれているのは、ルナの場合の治療・手術です。あくまでも一つの例として見て下さい。
|